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L
¥118,800
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XL
¥118,800
昔、90年代のニューヨークのスケーター、主にSupremeやZOOYORKの連中が、ダウンジャケットを着てスケートをしている写真を見て興奮した。地面が凍って光っている極寒の中、ダウンジャケットを着てまでトリックにトライしている姿が、ものすごくカッコよく見えた。カリフォルニアのスタイルにはないストイックさというかアンダーグラウンド感というか。北陸に住む自分でも、真冬にスケートのスタイルを作れるかもしれないと思えたのだ。
スケーターにハマるダウンジャケットはいくつかある。自分も色々試した。NORTHFACEのヌプシは東海岸のスタイルには欠かせないし、PATAGONIAのダスパーカーもでっかく着るとスケーターらしくなる。色々着た中で一番好みだったのが、CRESCENT DOWN WORKS(クレセントダウンワークス)だった。
古着で手に入れたCRESCENT DOWN WORKSのダウンジャケットは、クラシックな見た目で、でかいチノパンにもデニムにもスエットパンツにもハマってくれて、真冬のスケートにいつも着ていた。古着で安く買ったというのもあり、着たまま何度もスケートで転んだ結果、肩が完全にちぎれてしまったけど。
いつかお店でCRESCENT DOWN WORKSのダウンジャケットを紹介したいと思っていたから、今シーズンセレクトした。スケートショップでCRESCENT DOWN WORKSをセレクトしているところなんてあるのだろうか。あっても稀有なことは間違いない。スケーターにしてみれば、小綺麗な高いダウンジャケットかもしれないけど、本当に良いダウンジャケットだから、ぜひチェックしてほしい。
アメリカ シアトルのダウンメーカーCRESCENT DOWN WORKS。高品質なダウンジャケットを作ることで、世界的に有名な会社。
60/40(シックスティフォーティ)と呼ばれるナイロンとコットンの混紡素材にパンパンに詰まったダウンが特徴。
ハンドメイドにこだわり、細部にまで行き届いた丁寧な作りは、羽織ると一発で違いを感じる。
デザインは、一貫してクラシックでベーシック。昔からアメカジ好きに愛されてきたこの名作ダウンジャケットも、ワンサイズアップを選ぶことで、スケーターのでかいパンツにもハマることを見つけたときは「この感じ!」と、テンションがあがった。
CRESCENT DOWN WORKSには、沢山のデザインがあるけど、今シーズンセレクトしたのは、DOWN SWEATER(ダウンセーター)というモデル。丈が短く、前ポケットにジップが付かない、まさにスエット感覚のダウンジャケット。軽快に冬の街を移動するスケーターには、このデザインが一番似合うと思う。
とにかくダウンがパンパンに詰まっているから、インナーは、サーマルとTシャツで良かったりする。裾のドローコードを絞ってスエットパーカーのように着るのがおすすめ。
フードは、取り外し可能。インナーにパーカーを着るなら外して着るのも良い。フードにもダウンが詰まっている。かぶれば吹雪でも全然平気。
前ジップは、ダブル仕様。開閉具合を変えて、温度調整できる。
ボタン裏をスエードで仕上げるこだわり。見えない部分にも手作業の仕事をすることで、ジャケット全体のクオリティを上げている。
CRESCENT DOWN WORKSは、カラーバリエーションが豊富なんだけど、Hi5カラーのネイビーをチョイスした。主張しすぎない60/40の生地がさりげないカッコよさで気に入っている。
知る人ぞ知る名作CRESCENT DOWN WORKSのダウンセーター。大切に着れば、一生物だし、真冬のスケートに着ても耐えてくれる高品質。穴が空いたり、ほつれたりしたら、直して着続けることで、子供や孫に受け継いていくこともできると思う。
【サイズ】
L:肩幅53cm/身幅63cm/着丈70cm
XL:肩幅55cm/身幅67cm/着丈75cm